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人間のなぞ。意識と無意識のからくり。

  • unou100
  • 2017年5月18日
  • 読了時間: 3分

以前、ある女性から、こんな手紙をもらっていました。その手紙には

「(前略)今まですごく良い子でした。周りの人に感謝し、幸せいっぱいで、何も求めず期待せず。

でもね、隠してきた、見ちゃいけないと思って見ないようにしてきたことからもう逃げられなくなってしまいました。それは、嫉妬とか妬みとかそうゆう、やな感情です。

わたしは今、そいつらのえじきになっています。教えてください。わたしはどうしたら良いのでしょうか。

求めてしまうことはいけないことだと解ってはいるのに、いけないことだよってことが、わたしを苦しめます。そのこと自体がわたしを責めます。」

その女性はとても純粋で素敵な人でした。そして道徳や常識の範疇で「良い子」として「感謝」し幸せなを生活を送っていたのです。しかし実際にはマイナスの感情を隠して、見ないふりをしていたということでした。そのことに気づいきどうしたらいいのかという相談の内容です。

このように、いい子でいなきゃいけないという真面目な人ほど、実はマイナスの感情が強く残っている人がいます。普段はそれほど気にはなりませんが、人生において様々な出来事があり、感情が揺さぶられることがおこるのです。

そこで、彼女は自分のマイナスの感情に気づきました。しかしこれではいけないと思えば思うほど、それがさらに自分を責める原因になってしまうのです。

ここに、人間のカラクリがあります。人間は知っている事やそう思っている自分と、実際の自分は違います。当たり前のことかもしれませんが、意外とそのことに気づいていない人が多いのです。

いくら道徳や常識を分かっていて、このままではいけないと意識していても、実際の自分は意識ではコントロールできない部分が大半なのです。「わかっちゃいるけどやめられない」。これが人生の難しさであり、その人が歩んできた生き方の癖、「生きざま」なのです。

感謝の意味は分かって、感謝しなきゃいけないと知っている事と、実際に感謝のおもいを感じられる事とはちがいます。それを知ることと、そう成ることとは天と地ほどの違いがあります。

そのギャップの原因が無意識のおもいとその人の生き方の癖です。ここが分からないから、不平不満が多く、堂々巡り、挙句の果てには人生を諦めてしまう人が多いのです。

嫉妬や妬みといったマイナスの感情も自分自身です。それを隠そうとしても隠しきれません。それはそれとして受け入れることも必要です。しかし、嫉妬や妬みを持ち続けると、自分自信にその苦しみが返ってきます。

その意識ではコントロールできない感情を、コントロールする。それが真の右脳開発で実践することができます。

ではどうやってコントロールするかといっても、それを知ることは左脳であり、右脳開発にはつながりません。知識や計算は左脳の範囲です。左脳は学ぶことで開発されますが、いくら知識を得ても、計算することができても、無意識の自分をコントロールすることはできません。だから無意識というのです。

右脳はやること、実践し感じることで、開発されていきます。

真の右脳開発が実践できる右脳開発ゼミナールを開催しています。興味のある方は一度ご参加ください。


 
 
 

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